リボンの騎士060815夜

FCイベントが17:05には終了し、都営大江戸線で新宿まで戻り、モーニング娘。のミュージカルに初参戦です。
予想以上に早くイベントが終わったので、ビール飲んだりしてのんびり歩いてきたんですが、17:40には到着してました。
微妙なグッズ列があったので、先に会場に入ってしまうことにしました、斉藤瞳Tシャツも着替えたかったので。
いつもなら平気でロビーで着替えるのですが、もし娘。ファン以外の人がいてはマズイと男性トイレ脇で緑のガキさんTシャツに着替えて、早々に席に着きました。
4列目の70番台だったのですが、まあ、ある程度覚悟してました、ガキさんあんまり来ないんだろうなって。
とりあえず、ストーリーは台本も出てるのでおいとくとして、やっぱりミュージカルでしたね、私の嫌いな。
なんて言うか、重要なセリフを全部歌にしてしまうので、ちょっと声量弱かったり、声の立ち上がり遅かったりするとバンドの音に負けて聞き取れないんですよね。
それに歌なので、一瞬仕草や他の人(ほとんどガキさん)の表情に気をとられたりすると、やっぱり聞き逃しちゃうんですよ。
それと一番よくあるのが、やっぱり音楽と一緒に歌詞が頭に残らないで流れていっちゃうんですよ。
そうすると何話したかわからなくなっちゃうんですよ。
やっぱり、ストーリーにとって重要なセリフは普通に感情込めて話して欲しかったですね。
まあこういう舞台は何回も見に行けば、歌も自然と頭に残るようになるのかもしれませんが。
でも、その中でも宝塚の人(あれ漢字なんて読むの?)はさすがです。
声量もしっかりしてるし、頭に歌詞が残る歌い方をしてるんですよ。
その他感じたこと、結構マイナスイメージですので嫌に思う人は読まないで下さい。
まずは、新垣里沙さんから。
演技は微妙でしたが、戦いの時のソロは声に伸びもあり、フランツ王子役のあややにも負けてませんでした。
ちょっと声の立ち上がりが遅いのか、出だし音楽に負けてましたが。
それと圧巻だったのが、剣術大会の時のリアクションです。
この時は数少ない舞台右側にいてくれたんですが、少しオーバー気味ながら、あのリアクションを見てるだけで、本ト凄い戦いしてるんだろうなってわかりました。
って言うか、なんかアクロバットみたいなことをしていたようなんですが、ガキさんばかり見てました。
あの演技だけで満足です。
期待していた騎士の時の演技も舞台右でやってくれるんですが(ほぼ目の前で)時間にして短かったのと、正直演技は先に書いたけど微妙かな。
フィナーレ中はずっと左にいたので、とっても寂しかったです。
って言うか、最初にFCから送られてきたチケット(仕事で行けなかったやつ)なら、フィナーレの時、ガキさん真正面だったのに。
それに、いつも通り叫んでいいものかもわからなかったし。

高橋愛さんは、思ったより声量ないのかなって思ってたら、色んなところ回ってると、ちょっとノドの調子が悪いんですね。
ノドの調子悪いにしては、しっかりと歌えてはましたけどね。
で、思ったのは、完全男役の時、声が土井たか子してたかなってことですね。
それと、リボンの騎士時、もっと派手にでっかいリボンつけないと、一瞬リボンどこって思ってしまいました。
吉澤ひとみさんは、もっと思い切って悪役をやって欲しかった。
アニメのジュラルミン大公は、本トベタな憎憎しい悪役なんですよ。
ちょっとかっこ良すぎました。
後、声が透明なので、悪役ってイメージの声じゃないんですよね。
ただ、息子のことを思って歌うシーンは圧巻でした。
あれぐらいの声で常にやって欲しかったかな。
とにかくもっとコイツ腹立つぐらいの悪役を演じて欲しかったな。
藤本美貴さんは、歌とかも愛ちゃんより声量あるんじゃないかって感じだし、すごかったんですが、アニメのヘケートじゃないんですよ。
マンガのヘケートはもっとお茶目な感じなんです。
一番好きだったのは、王妃がサファイアの秘密を告白するシーンで、玉座に座り、してやったりの顔をしてる時です。
ちょっとオーバーかなって感じのガキさんリアクション見ていて、目がいきました。
多くの観客がマルシアさんに向いてる時に、そんなさりげない演技してるんだって感動してました。
小川麻琴さんも、もっと憎憎しげな、それでいてドジでコミカルなナイロン卿を演じて欲しかったです。
なんか、可愛い役になってしまってました。
久住小春さんは、声優を経験してるせいか、演技が素晴らしく感じました。
まあ、アニメの方はただのノータリンなだけなんですが、ノータリンな演技も見事に演じながら、実は賢いという演技も素晴らしいですね。
亀井絵里さんは、騎士の時ちょっとあややの声量には負けてましたかね。
まあ、もともと甘ったるい声なので、騎士には弱いのかもしれません。
梨華ちゃんがフランツならピッタリなのかもしれませんが。
で、現在二推しの道重さゆみさんですが、スカウトの歌、あまりに可愛くてドキドキしてしまいました。
ちょうど目の前でブリッコのポーズやってくれたので、すっごく可愛いんですよ。
フィナーレの時も結構目の前にいてくれたので、衣装から見えるおへそを堪能してました。
それを見ながら、ガキさんのおへそが見たかったと逆に悔しさも湧き上がってきたり。
田中れいなさんもスカウトの役ですが、あのコミカルな歌では、れいなの魅力がいきないのかもって思いました。
まあ可愛いのは可愛いんですけど、さゆの後にれいなが目の間に来たもんで。
松浦亜弥さんはさすがでした。
声量もありますし、演技もしっかりしてますんで。
他のフランツ役を知らないので比べられませんけど。
ただ、台本読んだ時は思わなかったんですが、ストーリーめちゃくちゃですよね。
舞台見てて、改めて気づきました。
だいたい、どう考えたって、フランツ王子を犯人していいはずがないですよ。
国同士の関係もあるし、だいたい剣を渡した人が普通に疑われるでしょう。
牢番が寝返るのも唐突だし。
まあここは時間の関係もあるんでしょうけど。
で、戦争が起ころうとしてるのに脳天気に嫁探しなんて。
前回のミュジーカルのエコエコグリーンの活躍が楽しかったのに比べると、ちょっと微妙かな。
私にとってアニメのイメージが未だに強烈なのと、ミュジーカル嫌いので仕方ないんですけどね。