矢野絢子ライブ051224 in 歌小屋の2階

24日土曜日、適当な理由を作って、16:30に会社を早退し、伊丹空港へ。
でっかい誕生日プレゼントは買ってあったんですが、大阪バナナホールの時「二つプレゼント下さい」って矢野絢子さんが言ってたので、百貨店に立寄りましたが、すっごい人で買うのをあきらめました。
それで、近くの丸ビル前の空港バス乗り場に行くと、クリスマスイブの渋滞で運行休止になってました。
慌てて、阪急側のもう一つの乗り場に向かいました。
クリスマスの人ゴミの中、でっかいプレゼントを抱えて苦労して辿り着くと、何とか出発直前でした。
最初から苦労してしまいました。
その後は順調に空港に着き、出発までの時間で、あらためて二つ目のプレゼント、クリスマスプレゼント分を買いにいきました。
大きい誕生日プレゼントの袋に入れやすくて、お手紙も入れやすそうだったものを発見したので、時間も無かったのでそれに決めました。
やっぱり結構時間ギリギリで、空港で呼び出しくらう始末でしたが、無事飛行機に乗り込み、高知に向けて出発です。
先週は相当忙しかったので、結局飛行機の中で、矢野絢子さんに初めてのお手紙を書いてました。
正直言うと、高所恐怖症なので、飛行機が、とってもとってもすっごく怖いので、別の事を考えていたかっただけです。
今後も土曜日に『歌小屋の2階』へ行こうと思うと、飛行機は避けて通れない問題です。
まあ、特に揺れもなく無事には到着しましたので、今回に限っては良かったです。
常にこんな風だったらいいんですけどね。
その後、空港バスではりまや橋に到着し、チンチン電車で桟橋通3丁目まで行き、無事『歌小屋の2階』に到着したのが、みさえさんが開演2分前のアナウンス中でした。
勝手に、最初やるのは黒野奈々子さんの一人芝居だと思い込んでいて、夕食まだだったので、食事しようかと思っていたのですが、でっかいプレゼントが邪魔だったので、結局真っ直ぐ『歌小屋の2階』に向かうことにしました。
結果は、最初が矢野絢子さんだったので、大正解でした。
危なかったです。
『歌小屋の2階』は満員でした、って言っても30人ぐらいですか。
矢野絢子さんへのプレゼントを史香さんに渡し、イスを出してもらい、開演を待ちました。
すでに、開演までに長いレポになってしまいました。

1st.stageチラシ

 今まで歌うことを疑ったことなんて一度も無い。時折確かめるようにその線をなぞったり、いつもと違う角度から見てみたり。その度正しい答えをくれた歌たち。去年デビューして「外」のものが私の中にどかっと入ってきて、それも今年で終り。結局何が変ったのかなあと考えてみる。思ったより多く、遠く離れた地でも「歌小屋の2階」のような場所を必要としている人がいるということが確認できた。「メジャー」っていうもののカラクリがなんなのかも何となく判った。知ったことは沢山ある。でも変ったことは何も無いのかもしれない。きっと。私は相変わらずここで歌いたいし、ここで聴きたい。そう、私の人生において、「聴く」ことと「歌う」ことが等しく同時に存在するのはこの場所だけだし、両者が等しい価値でなければ私は聴くことも歌うことも出来ないと知った。

 この十二月、私は生きている心地がする。泣きたい位。岡林寛樹、メキシ小屋。この二つの別れは私に「永遠」を教えてくれた。私にとってはじめての「永遠」。私たちは彼らを置いてこの年を越える。これからも重ねてゆくであろうその「永遠」を持って、今を共に生きている人々と共に、年を取り、年を越える。

矢野絢子ライブセットリスト

衣装:黒のシルク風のロングドレス。身体にピッタリ張り付いて結構セクシー。

01.ブーツ

MC
「こんばんは。本日は雪の降る中、天下のクリスマスイブにようこそお越し下さいまして、誠に心苦しい限りです。最後までご自由にお楽しみ下さい。」
※雪降ってません。矢野絢子さんの茶目っ気か願望でしょう。
02.一人の歌

MC「あかし」

03.
04.つめたい手
05.抱きしめろ

MC
・今年は、特に、今までの人生の中で頑張った、そんな気がします。
・予想外の出来事に見まわれて挫折したもの。毎日11時から30分のヨガ、サイクリングマシン(現在洋服掛け)。
・予想以外のことで頑張っていた。
06.オリオン

※ギターを持って正面を向いて座り直し。

MC
「その途中で挫折したものの一つ(ギター)です。今日のこの日までとっておきました。今年買ったギターです。今年買ったアコーディオンです。2〜30万です、二つとも。今日はこのギターに謝罪の意味をこめてならしたいと思います。」
07.ライオンフラワー(座ってのギター弾き語り)
※終了後ピアノに戻る。
08.12月
09.サンタの家

MC
・ツアー2回の感想。2回は私の中ですごい違いがあって、最初は和風のライブ、この間の『窓の日』ツアーは、歌小屋の出演者の人達と一緒に回ることが出来て、場所場所も自分達でとったライブで、車で回って、生きてる心地がするっていうライブでした、そんな歌が出来たなって思いました。
・最後にユニバーサルから『窓の日』を出せたことが、この2年間の成果だったと思います。これでいいがやっていうのを自分の中で認めてもらったというアルバムを出せたことを感謝したいと思います。。
・来年また一枚、年が明けたら出す準備をしていきたいと思います。次はドギモを抜かすやつで、矢野絢子はこんなのもできるがやっていうのを。
・すごいアコーディオン弾きになります。
・ギターも毎月一曲は、絶対弾きます。指先痛をいい加減卒業したいと思います。
10.ふたつのプレゼント
※『25になったよ』で躊躇あり。ジングルベルの大合唱。

MC
・まだ25です。
・今年は曲を20曲(校歌も入れて)作りました。
11.ネオンライト(今年21曲目新曲)

MC「ありがとうございました。最後の曲です」

12.てろてろ

 

所要1時間30分
 
 

20分休憩。
※一人帰られたので、その位置に移動、見やすくなりました。ノド渇いてたので、冷たいお茶頼んだら麦茶でした。麦茶飲むと吐きそうになるんですよね。
矢野絢子さんは衣装から着替えて、首の周りがグレーのフサフサが着いている黒のベルベットのワンピースに、足にはレッグウォーマーをしてました。
こちらは結構可愛らしくなります。
 

黒野奈々子一人芝居『青菜の冒険』
矢野絢子さんから加藤登紀子さんの『時には昔の話を』で脚本を作って欲しいとリクエストがあり、渡辺えり子さんの『えり子の冒険』を原案に作ったものだそうです。
最後に矢野絢子さんの『時には昔の話を』を歌ってくれます。
 

合縁奇縁※かすりもしませんでした。

20分から30分、全員追い出されてました。
その間に、ファンの方の差し入れのおにぎり2個と、100円の玄米のおにぎりでやっと夕食です。
玄米のおにぎりの中身、梅干でした。
仕方なくお茶で飲み込みました。
とりあえず、食べ物を差し入れで持っていくのが良いことが判明しました。
空港でお菓子にしようか迷ってたんですよね。
開場されて、3番目ぐらいに入ったんですが、1stと同じ位置に座りました。
見やすそうだったし。
ちなみにみさえさんとお父さんは、1st終了後帰宅しました。

2nd.stageチラシ

 大切なもの、というのはそうそう変るものではない。それを胸にどう生きるか、ということが二〇〇五年の丸一年かけて私に投げかけられたテーマだったと、十二月に立って想った。一人の人が死んだ時、ひとつの場所が無くなった時、ひとつの時代が終わった時、その人が、場所が、時代がどう生きて、存在していたかを私達は知る。そして自分の影に問う。

 ステージっていうものはいつでもその「生き方」の小さい結晶が表れている場所なんだなと感じる。本当はいつでもそうなんだろうけど、十二月というのは特にステージの結晶がよく見える。ただ年が変わる。それだけなのに、同じひと月、一日、一時間なのに、やっぱり十二月は特別だ。一年間あったことのなかで次の年に持ってゆけるものと、置いていかなくてはならないものがある。

 私の耳に響いた歌。私の胸に刻まれた音。忘れない。

 二十六歳になったよ。

矢野絢子ライブセットリスト

01.ブーツ

MC
「こんばんは。メリークリスマス。歌小屋の2階クリスマス『暖簾に(釘打ち)』、手応えのある人生にしたいと思いますね、みんな。本日はこの天下のクリスマスイブに、雪の降る中、歌小屋の2階に足を運んで頂き、誠にご足労様でした。最後まで自由に楽しみたいと思います。」
※とにかく雪は降ってませんから。
02.一人の歌
03.

立ってギターのチューニング(相当苦労してました。MC中ずっとチューニングしてました)。愛用のハーモニカホルダー行方不明。大久保和花さんのホルダー借りるも使い方判らず、結局、舞台の花の後ろから見つかる。探してる姿が可愛かったです。
MC
「今年は2005年の冒頭にこれをやると決めたことが5つぐらいダメになりました。その中の一つが今年買ったギター。今年はギターリストになるぞと、そして大久保和花より上手になると豪語してましたが、9月に新しいギター用として作った『サマリアの涙』という曲を最終的にピアノでやり、それから一切ライブにギターが出て来ることはなくなりました。楽器というものは鳴らさなければ楽器ニ悪いと、3〜4ヶ月ほっておいてすいませんということで。」
※10曲目まで、ずっと立ったままギターの弾き語り。
キレイな脇に見惚れてたことは内緒です。
04.つめたい手
※再チューニング
05.抱きしめろ
※この当たりで25日になりました。
06.オリオン
07.ライオンフラワー
08.12月

MC
「26歳になりました。では、クリスマスの曲を」
09.サンタの家

MC:ステージ上のふたつのプレゼント(木・花)の紹介。
10.ふたつのプレゼント
※『26になったよ』に歌詞変更
※ピアノに
MC
・20曲作りました、多いのか少ないのかわからなくなりました。
・来年のギターを毎月弾く。アコーディオンをマスターすること。出来なければ小指切り落とします。
・今年一年で良かったことは『窓の日』を出せたこと。
※次の曲名思い出せなかったようで、あきらめて歌い始めました。
11.ネオンライト(今年21曲目新曲)

MC「ありがとうございました。良いお年を。最後の曲です。」

12.てろてろ

アンコール(拍手が続きました)

MC「26歳になって良かったです。27歳になれるように頑張りっていきます。」

13.小石

 

20分休憩
※休憩中矢野絢子さんが1Fにサインに下りてきてました。その後、誰かから貰ったプレゼントの絵を見て、とてもうれしそうにしてました。もう一つヘエーって思う光景も見ました。歌小屋の2階でしか見られない光景でしょうね。
 

黒野奈々子一人芝居『青菜の冒険』
※ごめんなさい。同じ内容なので寝落ちしました。
終了後の揃って挨拶で、史香さん登場時にヴァイオリンでハッピーバースデイを弾きながら登場し、全員で合唱しました。
 

静岡のOGAWAさんのボンゴを使っての歌披露
※相当盛り上がりました。
 

合縁奇縁※同じくかすりもしませんでした。

案の定、相当長いレポが出来あがりました。
但し、手元暗かったので、行はムチャクチャだし、字は読めないし、大分はしょってます。
まずは、残念だったことで、ギター弾き語りはテンポが少し遅くなってましたね。
「26になったよ」と歌う『ふたつのプレゼント』だけは、ピアノの弾き語りで聴きたかったです。
それ以外の感想は、前に書いた通りですが、今までのライブと違い『歌小屋の2階』でのライブは、本トに自由に伸び伸びと歌っていました。
矢野絢子さんの、たぶん本トの歌声に触れられたんだと思います。
矢野絢子さんファンは一回は絶対『歌小屋の2階』に足を運ばなければ行んだと思いました。
その最初が、矢野絢子さんの26歳になる瞬間だったことは最高に幸せでした。
また、土曜日早退できそうな時があれば、行きたいと思います。
私の場合、飛行機が揺れない日であることも大事ですけどね。
終了は午前2時半頃でした。
早々に漫画喫茶か、夕食を食べられるところを探したくて、はりまや橋に向かって、てろてろ歩いて帰りました、ビール飲みながら。
発見できないときは、サウナに行く予定だったんですけどね。
食べるところはダメでしたけど、漫画喫茶を発見できたので、目出度く、THYMEへの言訳をしてました。